2013年11月10日日曜日

クルマ社会・7つの大罪(増田悦佐)

今年も所沢のジャズフェスティバルが11月17日に開かれる(詳細はコチラ→ 「所沢JAZZバル2013」http://www.tokorozawa-jazz-bar.com/jazzbar2013/ )。 普段ジャズは聴かないのだけど、あえてここで話題にしたのには意味があ...
2011年5月22日日曜日

生命はなぜ生まれたのか

生命はなぜ生まれたのか―地球生物の起源の謎に迫る (幻冬舎新書) 高井 研 幻冬舎 2011-01 売り上げランキング : 7940 Amazonで詳しく見る by G-Tools 生命とは何か。 この不思議な存在を、神という言葉を使わずに解き明...
2007年7月12日木曜日

反・人権・宣言3

「個人の創造力」ということはもう十分すぎるくらい語られてきた。むしろ「社会の創造力」ということが、そろそろ語られていい頃だ。 「社会の創造力」の典型は映画やオーケストラだろう。 そこには監督や指揮者といった全体をまとめる立場の人はいるものの、作品は決して彼の「意図」で完結してい...
2007年7月10日火曜日

反・人権・宣言2

人権は一般に「人間が生まれながらにして有している権利」と解釈される。 しかし、この概念にはさまざまな観点から疑問符がつく。 まず、人権の概念はホッブズのいう「自然権」に由来している。 自然権とは、原初の「万人による闘争」状態の中で個々人が好き勝手に主張している権利のことだ。 ホ...

反・人権・宣言1

よく「創造性のある人間を育てなければ」という言説を聞く。 しかし、これは次のように読み替えられるべきだ。 「創造性のある社会を育てなければ」と。 ミシェル・フーコーは「人間はやがて波打ち際の砂のように消え去るであろう」と言った。 そこで言及されたのは、明白な意思・自己を持った...
2007年1月27日土曜日

不二家事件と権力の相貌

前のエントリーで悪戦苦闘(笑)しているうちに、不二家事件があった。 まったくひどい事件には違いないのだが、ここは不二家事件をめぐってどんな権力が働いているのかについて考えてみたい。 朝のテレビで、不二家事件の関係者(?)にインタビューしていた。 前に不二家で働いていたという男...
2007年1月25日木曜日

学ばれない教訓

もう昨年の暮れの話になるが、ある日の「ニュース23」の特集テーマは「学ばれない教訓」だった。 いじめが元で娘が自殺してしまった父親のその後の活動を追いながら、いじめによる自殺が相次ぐ現在を告発しようというのがその趣旨だった。 問題意識に満ちた特集ではあった。 しかしぼくは、その...